上段
- kouryukan0922
- 2006年1月29日
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中学生には、上段に対しての指導はすでにやっているが、過日、私の師匠の話をさせてもらった折に、ひらめいたことがあった。それは、上段である。 私の師匠は、中段、上段、二刀とすべてを使いこなす超一流の剣道家である。私の剣道観はすべて師匠から学び、感じ、体験したもので、師匠がいなければ現在の私は存在しない。 中学生に突きの稽古は、他の道場でもあるだろうが、上段は、まずないであろう。しかし、先を考えると今が一番いい時事だと感じた。これは、うちの中学生に限っての話ですが・・・・ 上段といっても今現在、剣道をしている者でも上段をとった事のある剣士は何割いるのか? 私の思うに1、2パーセントくらいだと感じる。また、上段を獲りたいと思ったときは、ときすでに遅し・・・もありえる。高校から上段をとる?なぜだろう。チームが勝つためにそれしか残された道がない? 本当に上段があっているのだろうか?上段をとらす理由は何でしょうか? 色々理由はあるだろうが、すべて高校から0からの出発に変わりありません。 私の理由は、師匠と同じくすべてを網羅してもらいたいと同時に、剣道の幅を広げたいと言うことからスタートしました。 この時期、ある程度の基本はできており、中学生と言うこの時期は、何でも先入観なく吸収できると考えたからだ。まずは、足捌きが左足前と逆になる。これを、バランスよく合わしていかなければならないなど 足裁き、体さばきも多く取り入れることが出来る。まだ、初めて間もないが十分に適応しているからビックリだ。 特に山下には、天才的なものを感じる。本当になんじゃこれ~である。 少しずつではあるが、上段を学び剣道の幅を広げてほしいと思う。あと4年は公式戦では封印だが光龍舘の稽古では出来るようになれば使わせてみようと思う。そうなれば、小学生も上段対策ができるようになり稽古が楽しくなる。道場に入れば、小中学生の上段など見たことのない稽古風景が飛び込んでくるだろう。本当に楽しみだがあと何ヶ月後にはそうなっているだろう。今から楽しみでなりません