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第53回全国選抜少年剣道練成大会 優勝(7年ぶり2度目) 最終決戦の舞台、水戸にて念願の日本一達成

  • kouryukan0922
  • 2012年3月25日
  • 読了時間: 3分

園児より体操教室からスタートしたへっぽこ侍が日本一になりました。 前回り、後ろ回り、スキップなどまったくできない。鉄棒にもぶら下がれない子供達が水戸の大舞台で素晴らしい快進撃を見せてくれました。最初を知っている人には本当に信じられない事でしょう。ある父兄が私に「この子が金メダル捕れたら、先生本物やね。」と笑いながら言ったことが今でも忘れられません。大将が祥というのも私にも考えられなかったことです。上記の話題でふれてある剣道やめてたのに、兄が剣道したいということで、いやいや連れてこられた雰囲気の悪い子供でした。まさかのまさか私も光龍舘の不動の大将まで成長するとは夢にも思いませんでした。先鋒の瑞寿輝もよく泣いて父に激怒され、ひっぱられ無理やり山に捨てに行かれたものでしたが、真面目で父と二人、地道にコツコツ力をつけてきました。息子の影に父ありでした。お父さんも毎日打たすの大変でしたね!手はいつもパンパンだったんじゃないでしょうか?次鋒の大ちゃんは、先にも触れた、体操もできない、鉄棒にもぶら下がれないほど腕力がなく、竹刀がふれるかなと心配していた子供です。今でもクラスの皆は、大ちゃんが剣道をしてることすら信じられないほどのおとなしい子供です。ここはお父さんお母さんが本当によかった。人と比べてどうこう言わず、好きなら頑張りなさいとゆっくり見てくれました。試合に出られなくても、試合に負けても「次、またがんばろうね。」とゆっくり待ってくれたのが本当に良かったと思います。私も今まで怒ったことは一度もありません。中堅、航。不器用だけど真面目にコツコツやってきた。父はものすごく厳しい人で常に上の上を目指す人です。浪花節の父は、航の結果が出ないと「やめてしまえ」とよく言いました。大ちゃん所とはまったく正反対ですね。私も浪花節親父と何度か膝を突き合わせ、航に剣道を続けさせてくれとお願いしました・・・・・(笑い)・・・何とか続けさせてくれました。あの時、やめていればこのチームの優勝はなかったでしょう。やっと日本一の親父になれましたね。副将は、私の息子、ちゃらんぽらんな所がよくあり小さい頃は3ヶ月に1回くらいは大きな大きな雷を落としました。私に良く似ているので苦手なところは父親譲りと自分自身反省しながら教えてきました。目標は、日本一でしたがまさかこんなに早く達成するとは思っても見ませんでした。よくやったと思います。五人それぞれが、個性に溢れ大きなチームワークで窮地に追い込まれた時には、爆発的な力を発揮して切り抜けてきました。水戸に出発の前夜、光龍館の神様に手紙を書いていたようです。 小さいときからみんなを見守ってくれた光龍舘の神様は、大きな大きな春風を吹かせてくれました。ありがとうございました。 どんなに強い日本一の子供も、最初は弱いへなちょこです。竹刀の握り方、足裁き、体裁きうまくできるはずもありません。そんな天才は、まずいないでしょう。親や子供も、ちょっとやってできないからやめさせる、センスがないからやめさせる、指導者も同じです。そんなもんじゃありません。子供を信じて大事に大事に育てていくものです。いつかきっと花開く時が来るでしょう。私も大好きな剣道をみんなと一緒にいつまでも続けていきたいと思います。


 
 
 
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