第48回全国選抜少年剣道練成大会(水戸大会) 優秀賞 第三位
- kouryukan0922
- 2007年3月25日
- 読了時間: 3分
今年度最終決戦の舞台水戸へ、6年生2名、5年生2名、4年生1名、男2人女3人。 全くなんじゃこれの凸凹チームである。普段の稽古は、6年2名がペースを落とし下級生に付き合う。まさに下のものを上に引き上げるための基本稽古が中心だ。早く6年に追いつけと願うが下級生のペースは一向に上がらずここまで来た。しかし、6年二人はいつも稽古が終わっても中学生の稽古にすかさず入り頑張った。本当に凄いと思う。途中同級生が抜けチームが組めなくなると言うこともあったが不満ひとつ言わず黙々と稽古に取り組んできた。今回の布陣は、初めての試みでもあったが大将の和田を副将に使い西岡を次鋒に、初出場の土居を先鋒で使い、伏見を中堅に据えた。大将は、4年の三木。これまでは、大将和田まで勝負が回らなかったり必死で追い込むが逃げられたり、最後は勝負させたかった。しかし、試合途中で正規のオーダーで組んだ方が良かったのではないかと考えることもあったが結果的には最後の決勝まで戦えたのでこれもあるのかなと思っている。しかし、大将三木4年生の女子ではあるが全国の強豪チームの大将に臆することなく果敢に挑んだ勇気はたいしたものだ。これからが実に楽しみだ。 先鋒に起用した土居これも女の子だが気迫の剣道でチームを勢いに乗せてくれた。決勝トーナメント1回戦で失速しそうになったがよく奮起した。何か感じてくれたと思う。次鋒西岡もきっちり決めてくれた。大事な場面で大技小技を使い勇気を出して豪快な面打ち切ったった。また、南十津川戦でのつばぜり合いからの引き胴面は、技ありの1本だった。中堅伏見は、常に平常心を忘れず冷静な試合展開をしてくれたここ一番の踏ん張りどころでよくぞ思い切った面が打てたと感心している。副将和田、稽古の虫は、やっぱり強かった。常に先をかけ豪快に打ち切るお見事というほかない。普段着の美咲ちゃんとはギャップが大きすぎる。(笑い) 朝、会場に入った三木、土居は、初めて水戸大会の大観衆に包まれた。私は、いつも稽古しているお兄ちゃん、お姉ちゃんたちは、この中の全部のチームをすべて倒し頂点に立った。そのお兄ちゃん、お姉ちゃんといつも稽古しているんだから大丈夫だ。あとの者にも優勝チームにいた和田。西岡、伏見の弟だ。兄ができてお前たちが出来ないはずはないと。6年生には最後の大会、良くみんなで気持ちをつないでくれたと思う最優秀旗は逃したがみんなで気をつなぎチームとしては最高の試合だったと思う。 田舎の凸凹チームでもやれば出来るんですね。優秀旗を持ち皆で記念撮影嬉しかった。 羽田発、最終高松行きの飛行機にはのれず、必死で東京発岡山行きの新幹線に乗るため思い荷物を抱えて走った。息切れ筋肉硬直!(笑)なんとか8時30分最終ののぞみに乗れた。間に合わなければ東京で宿泊だった。まさかの事態を考えていなかったため財布の中身も心細かった(笑)ギリギリセーフー。 持ち金全部はたいてグリーン車に乗った。これは私のつかの間の御褒美。夜中1時30分無事高松に帰ってきた。 大会中は、休みにしているが道場には、タイヤ打ちの音がこだましていると聞いている。 光龍館には、剣道の大好きな稽古の虫がまだいる。今朝もその虫は、やってきた。剣道具をつけ、たった一人で・・・・・・・・打ち込み台を引きずって当たり前のようにタイヤ打ちを始めた。その名は、八木翔太!目標はとてつもなくでかい。 私は、開館当初から光龍舘には、光龍館の神様がいると信じている。 ひたむきに頑張れば必ず光龍館の神様が風を吹かしてくれる。